イベント用ワンタッチテントの設営・収納はシンプル&簡単です。
ここでは、初心者の方向けにワンタッチテントの設営・収納方法と、各工程でのポイントや注意事項をご案内致します。
SHINANO TENT(シナノテント)は、京都市にあるイベント用テントメーカーです。
サーキットやモータースポーツで多くの実績を積み、PR力と耐久性に優れたテントブース商品を提供しています。
基本的なワンタッチテントの設営方法
当店のオリジナルブランド「クイックルーフ(QuickRoof)」では、複数の種類のテントを展開しておりますが、基本的な設営・収納方法は同様となります。
設営方法1:天幕を被せ、フレームを拡げる
まずフレームを軽くひろげ、天幕を被せます。
この時、天幕の4角からはめていくと、わかりやすくスムーズです。
写真のように二名で向かい合い、クロスバーのV字の部分を持ち上げながら後退します。
支柱と天幕の角をぴったりあわせる
フレームを完全に広げる前に、テントの角と支柱の先端をしっかりと繋ぎ合わせることで、設営時の天幕の張りをきれいにすることができます。
設営方法2:フレームを固定する
フレームをひろげきったら、ブラケット支柱のブラケットを持ち上げ、支柱ロック穴にブラケットのピンが「パチン」と入るまでスライドさせます。
この時、一名が中央のセンターポール付近を持ち上げながら、もう一名がブラケットを持ち上げると、支柱が地面から少し浮き上がり無理な力が抜けてスライドしやすくなります。
フレームのロック後に写真のように天幕を内側から固定します。
設営方法3:脚を伸ばす
フレーム脚を伸ばします。
高さ調整ユニットのリングピンを引き、ロックを解除した状態でアウターレッグを上方へ引き上げます。
しばらく引き上げるとロックピンが「パチン」と鳴り、ロックされます。
高さをお好みに調整します。
高くしたい場合はリングピンを再度引き、アウターレッグを更に引き上げて調整します。
フレームの脚を伸ばす際は二名で同じ辺の脚を伸ばしてください。
設営完了
足を伸ばし、ご希望の場所・高さに調節できたら完了です。
補足:テントの固定方法
テントは形状として風の影響を強く受けますので安心してご使用いただくためにも、付属のアクセサリ(クイ・ロープ/ベルトなど)や別途おもりを使用してテントをしっかり固定することをおすすめしております。
ワンタッチテントについての注意事項
テントを安全に、そして快適にご利用いただくために、以下の点にご注意ください。
設営前の準備
- 場所の確認: テントを広げるのに十分なスペースがあるか、平坦な場所かを確認しましょう。デコボコした場所での設営は、テントの破損や怪我の原因となります。
- 人員の確認: テントのサイズに合わせて、適切な人数で設営作業を行いましょう。人数が少なすぎると設営が難しく、多すぎるとテントに過度な負荷がかかり破損する恐れがあります。
設営時の注意点
- 手袋の着用: 設営や収納時は、必ず手袋を着用してください。フレームの角や部品で手を挟む危険性があります。
- フレームの取り扱い: フレームを伸ばしたり縮めたりする際は、指などを挟まないよう、十分に注意してください。特に、フレームが折り畳まれている部分や、ロック機構のある部分は慎重に取り扱いましょう。
- 複数人での作業: 複数人で作業する場合は、声を掛け合いながら、協力して作業を進めましょう。
- ロックの確認: フレームのロック機構は、必ず確実にロックされていることを確認してください。ロックが不十分な場合、風が強いときにテントが倒れる恐れがあります。
- フレームの水平: フレームを伸ばす際は、できるだけ水平になるように調整しましょう。傾いていると、テントが不安定になり、雨漏りの原因となる場合があります。
- 6本足のフレーム: 6本足のフレームの場合は、外側の脚から順に伸ばしていくと、バランス良く設営できます。収納時は、中央の脚から順に縮めていきましょう。
使用上の注意点
- 常設禁止: テントは一時的な使用を目的とした製品です。常設での使用は、製品の寿命を縮め、安全性が低下する恐れがあります。
- 強風時の使用: 強風時は、テントの使用を避けてください。テントが破損したり、倒れたりする恐れがあります。
その他
- 製品マニュアルの確認: ご使用のテントに付属のマニュアルを必ずご確認ください。
- 定期的な点検: 定期的にテントの状態を確認し、破損箇所があれば修理してください。
より詳細な説明が必要な場合は、お気軽にご質問ください。