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NEWS/ おしらせ

news お役立ち 2025.05.27

テント防炎性能について

イベント出店で最も恐ろしいリスクの一つが火災事故です。

調理器具を使用する飲食ブースや、電気機器を多用する展示ブースでは、ほんの小さなミスが大きな災害につながる可能性があります。
特に人が集まるイベントでは、安全対策が最優先事項。
その中でも見落とされがちなのが、テント自体の防炎性能です。

多くのイベント主催者やブース出店者は「テントが燃えやすい」という事実をあまり意識していません。
しかし、一般的な生地は、火の粉が飛んできたり、熱源が近くにあったりすると、あっという間に燃え広がる可能性があるのです。

この記事では、イベントテントの防炎性能について基本的な知識をご紹介し、安全なイベント開催のための情報をお届けします。

こんな方におすすめ

  • イベント出店を検討している事業者の方
  • イベント主催・運営に携わる方
  • 屋外マルシェやフェスの企画担当者
  • 地方自治体でイベント許可申請を担当している方
  • 防災・安全管理に関心のある方

SHINANO TENT(シナノテント)は京都市にあるイベント用テントメーカーです。
サーキットやモータースポーツで多くの実績を積み、PR力と耐久性に優れたテント・イベント用品を提供しています。

防炎性能とは何か? テントの燃えやすさを理解する

「防炎性能」とは、材料が燃えにくく、また燃え広がりにくい性質を持つことを意味します。

一般的なテント素材は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできていますが、これらは本来、火に対して弱い素材です。
そのため、特別な「防炎加工」を施すことで、火災リスクを低減しています。

防炎加工とは、繊維や生地に特殊な薬剤を含浸させたり、コーティングしたりすることで、燃えにくくする処理のことです。
これにより、万が一火の粉が飛んできた場合でも、すぐに燃え広がることを防ぎ、避難のための貴重な時間を確保することができます。

簡単に言えば、防炎加工されたテントは:

  • 火源に接しても容易に発火しない
  • 燃え始めても自己消火する性質がある
  • 燃焼時の有毒ガス発生を抑える

といった特性を持っています。

日本における防炎規格と認証マーク

日本では消防法に基づき、一定の条件を満たす公共施設やイベントで使用されるテントには防炎性能が求められています。
イベントテントは「防炎表示制度」という仕組みがあり、消防法で定められた基準を満たした製品には「防炎ラベル」が付いています。

このラベルは一般財団法人日本防炎協会の認定を受けたもので、安全性の証となります。
イベント開催の際には、このラベルが付いたテントを選ぶと安心です。
また、自治体によっては、イベント開催申請時に防炎認定シールが貼られたテントの使用が必要になる場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

注釈:防炎性能が義務付けられるテントの具体的な要件(面積、収容人数、設置場所など)は、消防法や各自治体の火災予防条例によって異なります。イベント開催の際は、事前に開催地の自治体や消防署に確認することをお勧めします。一般的には、一定規模以上の催事や不特定多数が集まる場所、火気使用を伴うイベントなどでは防炎性能を持つテントの使用が求められることが多いです。

テント素材別の防炎性能比較

イベントテントに使われる主な素材には、いくつかの種類があります:

  • ポリエステル:軽量で扱いやすく、コストパフォーマンスに優れています。ただし、通常のポリエステルは燃えやすいため、防炎加工が不可欠です。
  • ナイロン:耐久性に優れ、引き裂き強度が高いのが特徴です。ポリエステル同様、防炎加工が必要です。
  • ターポリン:ポリエステル生地にPVC(ポリ塩化ビニル)をコーティングした素材で、防水性に優れています。PVCコーティングにより、ある程度の難燃性を持ちますが、防炎規格を満たすためには専用の防炎処理が施されたものを選ぶ必要があります。

素材選びのポイントとしては、使用目的や設置場所、予算に応じて選ぶことが大切です。
特に調理など、火を伴うイベントでは、より高い防炎性能を持つテントを選ぶことをお勧めします。

当店が取り扱う防炎認定テント

当社では、イベント出店に最適な防炎認定テントを各種取り揃えています:

クイックルーフ耐久性天幕

組み立てが簡単で、多くのイベント出店者に選ばれている定番モデルです。
フレームは強度やカスタム製の違いから、3種類(NOVA・TOUGH・PLUS)をラインナップしています。
天幕は軽量天幕(ポリエステル製)と耐久性天幕(ターポリン製)からお選びいただけ、耐久性天幕は防炎認定を受けた生地を使用しており、安全面でも安心です。様々なサイズやカラーをご用意しているため、イベントの規模や目的に合わせてお選びいただけます。

サインエリアテントNK

2輪・4輪レースに特化しているサインエリア専用のテントです。
車体が走るコースのすぐ傍にある、サインエリアテントは風雨に負けない強度とともに、事故の際にも燃え移らない防炎性能が必須なことから、クイックルーフ耐久性天幕同様のターポリンを採用しています。

どちらのイベントテントも、消防法に準拠した防炎認定を受けており、多くのイベント会場で安心してご使用いただけます。

テント選びのチェックポイント

イベント用テントを選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックしましょう:

  1. 防炎認定ラベルの有無:消防法に準拠した防炎認定を受けているか確認する
  2. 素材の耐久性:繰り返し使用に耐えられる品質か
  3. 設営のしやすさ:少人数でも簡単に組み立てられるか
  4. サイズと重量:運搬や保管が容易か
  5. 価格と保証:コストパフォーマンスと保証内容

特に防炎性能については、単に「防炎加工済み」という表記だけでなく、公式の防炎認定を受けているかどうかを確認することが重要です。
正式な認定ラベルがあれば、その製品が実際の火災テストをクリアしていることを意味します。

よくある質問

Q: 「防炎」と「難燃」の違いは何ですか?

A: 「防炎」は消防法に基づく公的な認定基準を満たした素材を指し、「難燃」は燃えにくい性質を持つ素材を一般的に指す言葉です。イベント用テントでは、正式な「防炎認定」を受けた製品を選ぶことが重要です。

Q: 防炎加工は耐久性に影響しますか?

A: 高品質な防炎加工であれば、テントの耐久性にほとんど影響はありません。むしろ、適切な防炎加工は生地の強度を保ちながら安全性を高めることができます。ただし、低品質な防炎処理では、素材の劣化を早める場合もあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。

以上、イベントテントの防炎性能についての基本知識をご紹介しました。
安全なイベント開催のため、適切な防炎テントを選び、万が一の事態に備えましょう。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

無料相談受付中

シナノテントでは、イベント出店やイベントテントの無料相談を受けています
どんな悩みでも構いませんので、ぜひこの機会にご検討ください!

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テント防炎性能について

イベント出店で最も恐ろしいリスクの一つが火災事故です。

調理器具を使用する飲食ブースや、電気機器を多用する展示ブースでは、ほんの小さなミスが大きな災害につながる可能性があります。
特に人が集まるイベントでは、安全対策が最優先事項。
その中でも見落とされがちなのが、テント自体の防炎性能です。

多くのイベント主催者やブース出店者は「テントが燃えやすい」という事実をあまり意識していません。
しかし、一般的な生地は、火の粉が飛んできたり、熱源が近くにあったりすると、あっという間に燃え広がる可能性があるのです。

この記事では、イベントテントの防炎性能について基本的な知識をご紹介し、安全なイベント開催のための情報をお届けします。

こんな方におすすめ

  • イベント出店を検討している事業者の方
  • イベント主催・運営に携わる方
  • 屋外マルシェやフェスの企画担当者
  • 地方自治体でイベント許可申請を担当している方
  • 防災・安全管理に関心のある方

SHINANO TENT(シナノテント)は京都市にあるイベント用テントメーカーです。
サーキットやモータースポーツで多くの実績を積み、PR力と耐久性に優れたテント・イベント用品を提供しています。

防炎性能とは何か? テントの燃えやすさを理解する

「防炎性能」とは、材料が燃えにくく、また燃え広がりにくい性質を持つことを意味します。

一般的なテント素材は、ポリエステルやナイロンなどの化学繊維でできていますが、これらは本来、火に対して弱い素材です。
そのため、特別な「防炎加工」を施すことで、火災リスクを低減しています。

防炎加工とは、繊維や生地に特殊な薬剤を含浸させたり、コーティングしたりすることで、燃えにくくする処理のことです。
これにより、万が一火の粉が飛んできた場合でも、すぐに燃え広がることを防ぎ、避難のための貴重な時間を確保することができます。

簡単に言えば、防炎加工されたテントは:

  • 火源に接しても容易に発火しない
  • 燃え始めても自己消火する性質がある
  • 燃焼時の有毒ガス発生を抑える

といった特性を持っています。

日本における防炎規格と認証マーク

日本では消防法に基づき、一定の条件を満たす公共施設やイベントで使用されるテントには防炎性能が求められています。
イベントテントは「防炎表示制度」という仕組みがあり、消防法で定められた基準を満たした製品には「防炎ラベル」が付いています。

このラベルは一般財団法人日本防炎協会の認定を受けたもので、安全性の証となります。
イベント開催の際には、このラベルが付いたテントを選ぶと安心です。
また、自治体によっては、イベント開催申請時に防炎認定シールが貼られたテントの使用が必要になる場合もありますので、事前に確認しておくとよいでしょう。

注釈:防炎性能が義務付けられるテントの具体的な要件(面積、収容人数、設置場所など)は、消防法や各自治体の火災予防条例によって異なります。イベント開催の際は、事前に開催地の自治体や消防署に確認することをお勧めします。一般的には、一定規模以上の催事や不特定多数が集まる場所、火気使用を伴うイベントなどでは防炎性能を持つテントの使用が求められることが多いです。

テント素材別の防炎性能比較

イベントテントに使われる主な素材には、いくつかの種類があります:

  • ポリエステル:軽量で扱いやすく、コストパフォーマンスに優れています。ただし、通常のポリエステルは燃えやすいため、防炎加工が不可欠です。
  • ナイロン:耐久性に優れ、引き裂き強度が高いのが特徴です。ポリエステル同様、防炎加工が必要です。
  • ターポリン:ポリエステル生地にPVC(ポリ塩化ビニル)をコーティングした素材で、防水性に優れています。PVCコーティングにより、ある程度の難燃性を持ちますが、防炎規格を満たすためには専用の防炎処理が施されたものを選ぶ必要があります。

素材選びのポイントとしては、使用目的や設置場所、予算に応じて選ぶことが大切です。
特に調理など、火を伴うイベントでは、より高い防炎性能を持つテントを選ぶことをお勧めします。

当店が取り扱う防炎認定テント

当社では、イベント出店に最適な防炎認定テントを各種取り揃えています:

クイックルーフ耐久性天幕

組み立てが簡単で、多くのイベント出店者に選ばれている定番モデルです。
フレームは強度やカスタム製の違いから、3種類(NOVA・TOUGH・PLUS)をラインナップしています。
天幕は軽量天幕(ポリエステル製)と耐久性天幕(ターポリン製)からお選びいただけ、耐久性天幕は防炎認定を受けた生地を使用しており、安全面でも安心です。様々なサイズやカラーをご用意しているため、イベントの規模や目的に合わせてお選びいただけます。

サインエリアテントNK

2輪・4輪レースに特化しているサインエリア専用のテントです。
車体が走るコースのすぐ傍にある、サインエリアテントは風雨に負けない強度とともに、事故の際にも燃え移らない防炎性能が必須なことから、クイックルーフ耐久性天幕同様のターポリンを採用しています。

どちらのイベントテントも、消防法に準拠した防炎認定を受けており、多くのイベント会場で安心してご使用いただけます。

テント選びのチェックポイント

イベント用テントを選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックしましょう:

  1. 防炎認定ラベルの有無:消防法に準拠した防炎認定を受けているか確認する
  2. 素材の耐久性:繰り返し使用に耐えられる品質か
  3. 設営のしやすさ:少人数でも簡単に組み立てられるか
  4. サイズと重量:運搬や保管が容易か
  5. 価格と保証:コストパフォーマンスと保証内容

特に防炎性能については、単に「防炎加工済み」という表記だけでなく、公式の防炎認定を受けているかどうかを確認することが重要です。
正式な認定ラベルがあれば、その製品が実際の火災テストをクリアしていることを意味します。

よくある質問

Q: 「防炎」と「難燃」の違いは何ですか?

A: 「防炎」は消防法に基づく公的な認定基準を満たした素材を指し、「難燃」は燃えにくい性質を持つ素材を一般的に指す言葉です。イベント用テントでは、正式な「防炎認定」を受けた製品を選ぶことが重要です。

Q: 防炎加工は耐久性に影響しますか?

A: 高品質な防炎加工であれば、テントの耐久性にほとんど影響はありません。むしろ、適切な防炎加工は生地の強度を保ちながら安全性を高めることができます。ただし、低品質な防炎処理では、素材の劣化を早める場合もあるため、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。

以上、イベントテントの防炎性能についての基本知識をご紹介しました。
安全なイベント開催のため、適切な防炎テントを選び、万が一の事態に備えましょう。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。

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