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NEWS/ おしらせ

news お役立ちブログ 2022.07.06

テントの固定はマナーです-風のリスクと対策について-

テントの固定はマナーです

SHINANO TENT(シナノテント)は、京都市にあるイベント用テントメーカーです。
サーキットやモータースポーツで多くの実績を積み、PR力と耐久性に優れたテントブース商品を提供しています。

テントの固定は必要?本当に飛ばされる?といったご質問を頻繁にいただきます。
台風や強風の予報が出ている場合は特に多く、風速何mまで使える?といった質問も。
今回は、安全第一でテントをご使用いただくために、「風について」リスクと対策についてご説明させていただきます。

テントは風で飛ばされる?

テントは風を受けて浮きやすい構造になっています。
テントが飛ばされるということは簡単起こり得ることです。
風速5mぐらいから天幕がバタバタ動き始め、8mから10m程度になるとギリギリ使用可能ですがおすすめはできない状況になります。
10m以上は危険を伴うと考えております。
以下風速の目安です。(風速は携帯のアプリでも位置情報から確認できます)
あくまで目安であり、その時々の環境によりご判断をお願いします。

  • 5~8m:砂埃が立ち小枝がたえず動く
  • 8~10m:木々の葉や大枝が揺れる
  • 10~15m:風に向かって歩きにくく、傘が指しにくい状態
  • 15~20m:風に向かって歩きにくく転倒する人も出る
  • 20m~:何かにつかまらないと立つことが困難

国土交通省 気象庁「風の強さと吹き方」(参照:2024.9.2)

風による被害

実際の被害はどうでしょうか?
下記のような事案が考えられます。

フレームや天幕の破損
・吹き飛んだテントが物に衝突し破損させてしまい損害賠償が生じる
・吹き飛んだテントが人に衝突し怪我や死亡事故に繋がる

損害賠償というのは、民法709条の不法行為による損害賠償が基本になります。
それによると「故意または過失により他人の財産を犯したるものは、その損害を賠償する責を負う」というもので、「過失」つまり落ち度があったか、事故防止を怠っていなかったかが重要になります。

具体的な対策

脚におもりをセットする

テントの脚に対して重りを固定する方法です。
単純ですが、分かりやすく効果も高くなります。
弊社では、通常で各脚20kg以上の設置を推奨しています。
紐でウエイトとフレームを結ぶことにより、風等でウエイトがズレることを防ぎます。
また、天候や環境により重ねて更なる加重が可能です。

ペグやベルト(ロープ)で固定する

ロープやベルトで四方を引っ張っり固定する方法です。
手軽に持ち運べますが、効果を最大限出すには玄人向けです。
また、引っ掛ける場所がないと繋げることができないというデメリットもあります。

風が強くなったらテントをたたむ

テントは固定をしているから安心という事でもありません。
風が吹いた場合はイベント開催中でも勇気を持って「たたむ」こともリスクマネジメントの一つとしてお考えください。
設営中に風が強くなり、至急対応が必要な場合は、まず天幕を外しフレーム内に落とします。(気球のような構造をなくす)
弊社のクイックルーフ天幕の場合、角にあるベルクロ(マジックテープ)で天幕を素早く外すことが可能です。(TOC機能:特許第5436717号)

まとめ

風対策として
・定番かつ簡単「脚に重りをセットする
・玄人向き「ペグ&ロープ
・風が強くなったらは「テントを畳む
この3つが挙げられます。

重要なのはテントは風で飛んでしまうことがある」という認識です。
風への対策は、自分も周囲の人も守るテント設営時のマナーです。
無風だから必要ないという事もありません。

安心安全な屋外イベント活動になるよう、風対策をしっかり行っていただけますようよろしくお願いいたします。

無料相談受付中

シナノテントでは、イベント出店やイベントテントの無料相談を受けています
どんな悩みでも構いませんので、ぜひこの機会にご検討ください!

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テントの固定はマナーです-風のリスクと対策について-

テントの固定はマナーです

SHINANO TENT(シナノテント)は、京都市にあるイベント用テントメーカーです。
サーキットやモータースポーツで多くの実績を積み、PR力と耐久性に優れたテントブース商品を提供しています。

テントの固定は必要?本当に飛ばされる?といったご質問を頻繁にいただきます。
台風や強風の予報が出ている場合は特に多く、風速何mまで使える?といった質問も。
今回は、安全第一でテントをご使用いただくために、「風について」リスクと対策についてご説明させていただきます。

テントは風で飛ばされる?

テントは風を受けて浮きやすい構造になっています。
テントが飛ばされるということは簡単起こり得ることです。
風速5mぐらいから天幕がバタバタ動き始め、8mから10m程度になるとギリギリ使用可能ですがおすすめはできない状況になります。
10m以上は危険を伴うと考えております。
以下風速の目安です。(風速は携帯のアプリでも位置情報から確認できます)
あくまで目安であり、その時々の環境によりご判断をお願いします。

  • 5~8m:砂埃が立ち小枝がたえず動く
  • 8~10m:木々の葉や大枝が揺れる
  • 10~15m:風に向かって歩きにくく、傘が指しにくい状態
  • 15~20m:風に向かって歩きにくく転倒する人も出る
  • 20m~:何かにつかまらないと立つことが困難

国土交通省 気象庁「風の強さと吹き方」(参照:2024.9.2)

風による被害

実際の被害はどうでしょうか?
下記のような事案が考えられます。

フレームや天幕の破損
・吹き飛んだテントが物に衝突し破損させてしまい損害賠償が生じる
・吹き飛んだテントが人に衝突し怪我や死亡事故に繋がる

損害賠償というのは、民法709条の不法行為による損害賠償が基本になります。
それによると「故意または過失により他人の財産を犯したるものは、その損害を賠償する責を負う」というもので、「過失」つまり落ち度があったか、事故防止を怠っていなかったかが重要になります。

具体的な対策

脚におもりをセットする

テントの脚に対して重りを固定する方法です。
単純ですが、分かりやすく効果も高くなります。
弊社では、通常で各脚20kg以上の設置を推奨しています。
紐でウエイトとフレームを結ぶことにより、風等でウエイトがズレることを防ぎます。
また、天候や環境により重ねて更なる加重が可能です。

ペグやベルト(ロープ)で固定する

ロープやベルトで四方を引っ張っり固定する方法です。
手軽に持ち運べますが、効果を最大限出すには玄人向けです。
また、引っ掛ける場所がないと繋げることができないというデメリットもあります。

風が強くなったらテントをたたむ

テントは固定をしているから安心という事でもありません。
風が吹いた場合はイベント開催中でも勇気を持って「たたむ」こともリスクマネジメントの一つとしてお考えください。
設営中に風が強くなり、至急対応が必要な場合は、まず天幕を外しフレーム内に落とします。(気球のような構造をなくす)
弊社のクイックルーフ天幕の場合、角にあるベルクロ(マジックテープ)で天幕を素早く外すことが可能です。(TOC機能:特許第5436717号)

まとめ

風対策として
・定番かつ簡単「脚に重りをセットする
・玄人向き「ペグ&ロープ
・風が強くなったらは「テントを畳む
この3つが挙げられます。

重要なのはテントは風で飛んでしまうことがある」という認識です。
風への対策は、自分も周囲の人も守るテント設営時のマナーです。
無風だから必要ないという事もありません。

安心安全な屋外イベント活動になるよう、風対策をしっかり行っていただけますようよろしくお願いいたします。

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