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お役立ちブログ news 2024.09.02

クイックルーフの生地の違い

テント天幕の違い

当店のワンタッチ式イベントテントの生地製品(天幕、横幕など)には、それぞれ使用用途にあわせた材質・タイプがあります。
こちらの記事では、当店で主要に用いられる生地素材の違いについて解説いたします。

こちらの生地を読めば以下について知ることができます!

  • 主に製品に取り扱っている生地の種類
  • 生地それぞれの特徴・メリット・デメリット
  • 生地製品にできる加工

SHINANO TENT(シナノテント)は、京都市にあるイベント用テントメーカーです。
サーキットやモータースポーツで多くの実績を積み、PR力と耐久性に優れたテントブース商品を提供しています。

主に取り扱っている生地の種類

こちらは4種類の生地(ポリエステル・ターポリン・メッシュターポン・糸入り透明塩化ビニール)について解説します。

軽量生地(ポリエステル)

ポリエステルは、多価カルボン酸とポリアルコールを化学反応させて合成された合成繊維です。代表的なものとして、ペットボトルの原料としても知られるポリエチレンテレフタレート (PET) が挙げられます。

ポリエステルの構造は、分子中にエステル結合を繰り返し持つ長鎖状のポリマーで構成されています。この構造が、ポリエステルの特徴的な性質を生み出しています。

メリット

  • 重量が軽い: 大きな製品に使用しても全体重量が軽くなります。
  • 耐久性が高い: ターポリンほどではないですが、摩擦や引っ張りに対して強く、長期間の使用に耐えられます。

デメリット

  • 静電気が発生しやすい: 特に乾燥した環境下では、静電気が発生しやすく、ほこりを吸着しやすいです。
  • 燃えやすい: ポリエステルは合成繊維であるため、火に弱く、燃えやすいという性質があります。

耐久性生地(ターポリン)

ターポリンは、ポリエステルなどの繊維にPVC(ポリ塩化ビニル)をコーティングした合成樹脂製のシートです。

強固なシート状のため、防水性・耐久性が高く、屋外での使用に適しています。構造としては、繊維層とPVC層が一体化しており、この層構造がターポリンの特性を形作っています。

メリット

  • 屋外での使用に最適: 防水性・耐候性が高いため、屋外での看板、テント、カバーなど、様々な用途に使用できます。
  • 耐久性が高く経済的: 長寿命のため、頻繁な交換が不要となり、結果的に経済的です。
  • デザインの自由度が高い: 印刷適性が高いため、様々なデザインのものが作成できます。
  • 防炎認定取得製品が多い: 野外・室内を問わず安全に利用するために日本防炎協会にて防炎認定を取得している製品が多いです。

JFRA 公益財団法人 日本防炎協会:ホームページ(https://www.jfra.or.jp/home/what.html

デメリット

  • 低温下では硬化する: 低温下では硬化し、割れやすくなることがあります。
  • 重量が重い: 軽量なポリエステルに比べ、全体重量が重くなりがちです。

メッシュ(メッシュターポリン)

メッシュターポリンは、ポリエステルなどの繊維を樹脂でコーティングしたターポリン生地に、無数の小さな穴が開いている素材です。

この穴のおかげで、通常のターポリンよりも風を通しやすいという特徴があります。構造としては、ポリエステルの基布にPVC(ポリ塩化ビニル)などの樹脂コーティングが施され、その上に細かい穴が規則的に開けられています。

メリット

  • 視界を遮らない: メッシュ状のため、視界を遮らず、作業の邪魔になりにくい点がメリットです。
  • 軽量で扱いやすい: 通常のターポリンに比べて軽量なので、設置や撤去が容易です。
  • 耐久性が高い: 耐水性・耐久性にも優れているため、長期間の使用が可能です。

デメリット

  • 印刷面が少なくなる: 穴が開いているため、印刷面が少なくなり、デザインによっては視認性が低下する場合があります。
  • ハトメの強度が弱い: 平面部分が減るため、ハトメの食いつきが悪くなる傾向があります。
  • 価格が高い: 通常のターポリンに比べて、価格はやや高めです。

糸入り透明塩化ビニール

糸入り透明塩化ビニールは、透明な塩化ビニールシートの間にポリエステル糸が格子状に埋め込まれた構造のシートです。この糸が、シートに強度と柔軟性を与え、様々な用途で活用されています。

メリット

  • 耐久性が高い: 強度があるため、長期間使用できます。
  • 視界を遮らない: 透明なので、作業の邪魔になりません。
  • 形状が変化しにくい: 糸が埋め込まれているため、温度差による伸縮が少なくなります。

デメリット

  • 価格が高い: 一般的な透明シートに比べて、価格はやや高めです。
  • 重量がある: 糸が埋め込まれているため、通常の透明シートよりも重くなります。

その他の生地素材

他にも下記のような生地素材を使用しています。

透明塩化ビニール(糸無し、完全透明)

糸のない透き通った塩化ビニールです。
抜群の透明度で、中の様子をクリアに見せることができます。
テントの横幕など、視認性を重視したい部分に最適です。
ただし、強度が少し弱く、気温の変化で縮んだり伸びたりすることがあります。

遮熱・遮光生地

太陽の熱や光を効果的にカットする生地です。
テントの天幕カバーや天幕本体として使用することで、テント内を涼しく快適に保ちます。

ストレッチ生地

伸縮性抜群の生地です。 テーブルカバーやテント内のインナーシートなど、様々なものにぴったりとフィットします。 シワになりにくく、美しい見た目を長く保てます。

生地についての解説YouTube動画

生地についてのまとめ

以上が当店で主に取り扱っている生地の種類についてでした。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 取扱い生地の種類は大きく分けて4種類
    • ポリエステル
    • ターポリン
    • メッシュターポリン
    • 糸入り透明塩化ビニール
    • その他
  • その他の生地も用途にあわせて使い分けている

使用条件にあった製品選びにこちらのブログ記事を参考いたたければ幸いです。

その他参考ブログ

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シナノテントでは、イベント出店やイベントテントの無料相談を受けています
どんな悩みでも構いませんので、ぜひこの機会にご検討ください!

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当店のワンタッチ式イベントテントの生地製品(天幕、横幕など)には、それぞれ使用用途にあわせた材質・タイプがあります。
こちらの記事では、当店で主要に用いられる生地素材の違いについて解説いたします。

こちらの生地を読めば以下について知ることができます!

  • 主に製品に取り扱っている生地の種類
  • 生地それぞれの特徴・メリット・デメリット
  • 生地製品にできる加工

SHINANO TENT(シナノテント)は、京都市にあるイベント用テントメーカーです。
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主に取り扱っている生地の種類

こちらは4種類の生地(ポリエステル・ターポリン・メッシュターポン・糸入り透明塩化ビニール)について解説します。

軽量生地(ポリエステル)

ポリエステルは、多価カルボン酸とポリアルコールを化学反応させて合成された合成繊維です。代表的なものとして、ペットボトルの原料としても知られるポリエチレンテレフタレート (PET) が挙げられます。

ポリエステルの構造は、分子中にエステル結合を繰り返し持つ長鎖状のポリマーで構成されています。この構造が、ポリエステルの特徴的な性質を生み出しています。

メリット

  • 重量が軽い: 大きな製品に使用しても全体重量が軽くなります。
  • 耐久性が高い: ターポリンほどではないですが、摩擦や引っ張りに対して強く、長期間の使用に耐えられます。

デメリット

  • 静電気が発生しやすい: 特に乾燥した環境下では、静電気が発生しやすく、ほこりを吸着しやすいです。
  • 燃えやすい: ポリエステルは合成繊維であるため、火に弱く、燃えやすいという性質があります。

耐久性生地(ターポリン)

ターポリンは、ポリエステルなどの繊維にPVC(ポリ塩化ビニル)をコーティングした合成樹脂製のシートです。

強固なシート状のため、防水性・耐久性が高く、屋外での使用に適しています。構造としては、繊維層とPVC層が一体化しており、この層構造がターポリンの特性を形作っています。

メリット

  • 屋外での使用に最適: 防水性・耐候性が高いため、屋外での看板、テント、カバーなど、様々な用途に使用できます。
  • 耐久性が高く経済的: 長寿命のため、頻繁な交換が不要となり、結果的に経済的です。
  • デザインの自由度が高い: 印刷適性が高いため、様々なデザインのものが作成できます。
  • 防炎認定取得製品が多い: 野外・室内を問わず安全に利用するために日本防炎協会にて防炎認定を取得している製品が多いです。

JFRA 公益財団法人 日本防炎協会:ホームページ(https://www.jfra.or.jp/home/what.html

デメリット

  • 低温下では硬化する: 低温下では硬化し、割れやすくなることがあります。
  • 重量が重い: 軽量なポリエステルに比べ、全体重量が重くなりがちです。

メッシュ(メッシュターポリン)

メッシュターポリンは、ポリエステルなどの繊維を樹脂でコーティングしたターポリン生地に、無数の小さな穴が開いている素材です。

この穴のおかげで、通常のターポリンよりも風を通しやすいという特徴があります。構造としては、ポリエステルの基布にPVC(ポリ塩化ビニル)などの樹脂コーティングが施され、その上に細かい穴が規則的に開けられています。

メリット

  • 視界を遮らない: メッシュ状のため、視界を遮らず、作業の邪魔になりにくい点がメリットです。
  • 軽量で扱いやすい: 通常のターポリンに比べて軽量なので、設置や撤去が容易です。
  • 耐久性が高い: 耐水性・耐久性にも優れているため、長期間の使用が可能です。

デメリット

  • 印刷面が少なくなる: 穴が開いているため、印刷面が少なくなり、デザインによっては視認性が低下する場合があります。
  • ハトメの強度が弱い: 平面部分が減るため、ハトメの食いつきが悪くなる傾向があります。
  • 価格が高い: 通常のターポリンに比べて、価格はやや高めです。

糸入り透明塩化ビニール

糸入り透明塩化ビニールは、透明な塩化ビニールシートの間にポリエステル糸が格子状に埋め込まれた構造のシートです。この糸が、シートに強度と柔軟性を与え、様々な用途で活用されています。

メリット

  • 耐久性が高い: 強度があるため、長期間使用できます。
  • 視界を遮らない: 透明なので、作業の邪魔になりません。
  • 形状が変化しにくい: 糸が埋め込まれているため、温度差による伸縮が少なくなります。

デメリット

  • 価格が高い: 一般的な透明シートに比べて、価格はやや高めです。
  • 重量がある: 糸が埋め込まれているため、通常の透明シートよりも重くなります。

その他の生地素材

他にも下記のような生地素材を使用しています。

透明塩化ビニール(糸無し、完全透明)

糸のない透き通った塩化ビニールです。
抜群の透明度で、中の様子をクリアに見せることができます。
テントの横幕など、視認性を重視したい部分に最適です。
ただし、強度が少し弱く、気温の変化で縮んだり伸びたりすることがあります。

遮熱・遮光生地

太陽の熱や光を効果的にカットする生地です。
テントの天幕カバーや天幕本体として使用することで、テント内を涼しく快適に保ちます。

ストレッチ生地

伸縮性抜群の生地です。 テーブルカバーやテント内のインナーシートなど、様々なものにぴったりとフィットします。 シワになりにくく、美しい見た目を長く保てます。

生地についての解説YouTube動画

生地についてのまとめ

以上が当店で主に取り扱っている生地の種類についてでした。

要点をまとめると以下の通りです。

  • 取扱い生地の種類は大きく分けて4種類
    • ポリエステル
    • ターポリン
    • メッシュターポリン
    • 糸入り透明塩化ビニール
    • その他
  • その他の生地も用途にあわせて使い分けている

使用条件にあった製品選びにこちらのブログ記事を参考いたたければ幸いです。

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