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NEWS/ おしらせ

news ブログ お役立ち 2022.10.11

雨の日のイベントテントの取り扱い方法と注意点

イベント当日、あいにくの雨…

イベント出店、商品やスタッフを揃えたのに当日があいにくの雨……

もしくは、イベントの途中で降ってきてしまった……なんてことはありませんか?

「雨とはいえイベント中止にはならない、どうしてもテントは立てないと」ということも多いと思います。

雨の日にもテントを使用しないといけないけど、いざとなったらどうしたらいいか分からない人も多いのではないでしょうか?

今回の記事を読むと、雨の日にイベントテントを立てたことの無い人でも落ち着いて対処することができます。

この記事は次のような方におすすめです!
  • 雨の日のイベントテント使用に不安のある方
  • 雨の日のイベントテント使用のコツを知りたい方
  • 梅雨のイベント参加を敬遠していた方
目次

雨の日の最大の注意点『天幕に溜まる雨』

雨の日

雨の日の最大の注意点は『天幕に溜まってしまう雨水』です。

テントの形状によっては、雨水が溜まりやすくなってしまうことがあります。

この事による弊害としては以下の4点です。

  1. 雨水が溜まりテント天幕が重みで破損
  2. 雨水が溜まった箇所から雨漏りする
  3. テント外側から見た時に見た目が悪くなる
  4. テント内側から見た時に水ぶくれのようで見た目が悪い

この弊害の中でも特に雨漏りは商品や出店者が濡れてしまう原因となり、雨よけとしての機能を果たさなくなってしまいます。

雨除けとしてテントを使用する際に注意

イベントテント天幕の生地には撥水機能や耐水性があります。

しかし、撥水機能は経年使用で徐々に劣化していきます。

撥水機能が劣化すると天幕のたわみに雨水が溜まりやすくなってしまいます。

溜まってしまう雨水は思っているより重くなることも……

10リットル以上の雨水が天幕に溜まった際の負荷は、小さい子供が天幕に乗っているのと同じくらいのイメージです。

その重みで天幕が破れたり、フレームが歪んだり折れたりしてしまい、テントの破損や怪我の原因にもなってしまいます。

では、どうすれば良いでしょうか?

次は予防策と雨水が溜まってしまった際の対策を説明します。

【予防策】天幕の張り(ハリ)に気をつける

イベントテントの天幕内側には、生地をピンと張るための「引っ張りベルト」やフレーム側の「天幕の張り調節機能」がついています。
それらの機能を上手く活用しましょう。

天幕内側の『引っ張りベルト』を利用する。

天幕の内側にはテント骨組みとテント天幕をしっかり固定するためのベルトが付いていることが多いです。

そのベルトは骨組みとの固定以外に、幕をピンと張るための機能もあります。

お手持ちのイベントテントを確認し、特に雨の日はつけ忘れないようにしましょう。

また、収納する際に外し忘れないよう気をつけましょう。
付けたまま畳もうとすると、ベルトが千切れて破損することがあります。

引っ張りベルト

天幕の『高さ調整機能』を利用する。

こちらはフレーム側の機能です。

テントによっては、天幕のハリを良くできるための機能が付いています。

今回はその中から2種類だけご紹介します。

1つ目は『センターポールの高さを調整する機能』です。
フレーム中央のポール底部にあるダイヤルを回し、センターポールの突き上げが高くできます。これにより天幕の張り具合を調整できます。

2つ目は『支柱の固定位置変更による調整』です。
支柱は設営時に引き上げることで自動的に固定されます(ピンが穴に入る等)。
その固定位置を変更できる種類のフレームは、より高い位置で固定することでテント天幕を強く引っ張ることができ、ハリが良くなります。

ロック穴調整

【雨が溜まってしまった際の対策方法】

下から押し上げ、こまめに水を流す

雨が溜まる状況でテントをすぐにたたむことは難しいと思います。

雨の日は天幕のことを気にかけ、雨水が溜まりすぎないように『こまめ』に流すことが必要です。

手の届かない位置の水を流す際は、先の尖っていない棒などで内側からテント天幕をゆっくり押し上げましょう。
水を流す際は周りの人に雨水が掛かってしまわぬよう、周囲にも注意が必要です。

雨対策をより強固にしたいなら……

雨

イベントテントのオプション品を活用し、より雨がテント内部に入ってこない対策も可能です。

『テントの横幕』を付けて、横からの雨の侵入を防ぐ

テントに横幕を取り付けた写真

一般的なイベントテントには『横幕』がオプション設定されています。

テント天幕やフレームに取り付けて、横1面をカバーすることができるものです。

横幕を取り付ければ、雨でテント内側の商品などが濡れることを防ぐことが可能です。

隣のテントとの間から降る隙間雨には『雨どい』

雨どい

会場ではイベントテントを横並びに隙間なくズラッと設置するパターンがよく見られます。

そのようなレイアウトの場合、テント間の隙間から雨が降り込んできます。

こうした隙間からの雨を防ぐ際は「雨どい」を取り付けましょう。

専用品もありますが、生地で隙間を防ぐ長さがあれば代用ができます。

ただし『雨どい』は隣の出店者の承認を得た上で取り付けましょう。
どちらにもメリットはあるので、断られることはあまり無いと思います。

『固定用重り(ウェイト)』で風対策もしよう

ウェイトセット

会場がグラウンドのような土の場合は、テントの固定にペグを使っていませんか?

雨天の時はぬかるんでペグが抜けやすく、効果が弱まることもあります。

そのせいで突発的な強風でテントが飛んでしまったりしたら怖いですよね。

そういう場合はペグよりも『重り』が効果的です。

各テントの脚に取り付けて、風に対して強く、飛びにくい設営を心がけましょう。

雨天で使用したあとのメンテナンス

雨天時の使用後にも注意すべき点があります。

雨に降られたあとのテントはフレームも天幕も、濡れてしまっています。

そのまま現地でイベントテントを畳み、そのまま持ち帰って保管してしまうと…

  1. フレームを濡れたまま保管→金属部分が錆びてしまう可能性
  2. テント天幕を濡れたまま保管→生地にカビが発生してしまう可能性

ということが考えられます。

これらを防ぐには『晴れた日に天日干し』したり、テントを広げるスペースが無ければ『雑巾などで水分を拭き取る』ことが重要です。

イベントテントを雨天時につかうときのまとめ

梅雨

今回の記事では、特にイベントテントを雨天使用したことの無い人と、雨天の使用に不安のある人に向けての注意点と対策をお伝えしました。

ここでササッと振り返ってみますと

  1. テント天幕に雨が溜まることに注意
  2. テントの機能で雨をよく流れるようにしよう
  3. 雨天使用後にはテントをちゃんと乾かしたり拭いたりしよう

雨の日の使用にはくれぐれもご注意ください。

最後までお読みいただきありがとうございました

無料相談受付中

シナノテントでは、イベント出店やイベントテントの無料相談を受けています
どんな悩みでも構いませんので、ぜひこの機会にご検討ください!

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雨の日のイベントテントの取り扱い方法と注意点

イベント当日、あいにくの雨…

イベント出店、商品やスタッフを揃えたのに当日があいにくの雨……

もしくは、イベントの途中で降ってきてしまった……なんてことはありませんか?

「雨とはいえイベント中止にはならない、どうしてもテントは立てないと」ということも多いと思います。

雨の日にもテントを使用しないといけないけど、いざとなったらどうしたらいいか分からない人も多いのではないでしょうか?

今回の記事を読むと、雨の日にイベントテントを立てたことの無い人でも落ち着いて対処することができます。

この記事は次のような方におすすめです!
  • 雨の日のイベントテント使用に不安のある方
  • 雨の日のイベントテント使用のコツを知りたい方
  • 梅雨のイベント参加を敬遠していた方

雨の日の最大の注意点『天幕に溜まる雨』

雨の日

雨の日の最大の注意点は『天幕に溜まってしまう雨水』です。

テントの形状によっては、雨水が溜まりやすくなってしまうことがあります。

この事による弊害としては以下の4点です。

  1. 雨水が溜まりテント天幕が重みで破損
  2. 雨水が溜まった箇所から雨漏りする
  3. テント外側から見た時に見た目が悪くなる
  4. テント内側から見た時に水ぶくれのようで見た目が悪い

この弊害の中でも特に雨漏りは商品や出店者が濡れてしまう原因となり、雨よけとしての機能を果たさなくなってしまいます。

雨除けとしてテントを使用する際に注意

イベントテント天幕の生地には撥水機能や耐水性があります。

しかし、撥水機能は経年使用で徐々に劣化していきます。

撥水機能が劣化すると天幕のたわみに雨水が溜まりやすくなってしまいます。

溜まってしまう雨水は思っているより重くなることも……

10リットル以上の雨水が天幕に溜まった際の負荷は、小さい子供が天幕に乗っているのと同じくらいのイメージです。

その重みで天幕が破れたり、フレームが歪んだり折れたりしてしまい、テントの破損や怪我の原因にもなってしまいます。

では、どうすれば良いでしょうか?

次は予防策と雨水が溜まってしまった際の対策を説明します。

【予防策】天幕の張り(ハリ)に気をつける

イベントテントの天幕内側には、生地をピンと張るための「引っ張りベルト」やフレーム側の「天幕の張り調節機能」がついています。
それらの機能を上手く活用しましょう。

天幕内側の『引っ張りベルト』を利用する。

天幕の内側にはテント骨組みとテント天幕をしっかり固定するためのベルトが付いていることが多いです。

そのベルトは骨組みとの固定以外に、幕をピンと張るための機能もあります。

お手持ちのイベントテントを確認し、特に雨の日はつけ忘れないようにしましょう。

また、収納する際に外し忘れないよう気をつけましょう。
付けたまま畳もうとすると、ベルトが千切れて破損することがあります。

引っ張りベルト

天幕の『高さ調整機能』を利用する。

こちらはフレーム側の機能です。

テントによっては、天幕のハリを良くできるための機能が付いています。

今回はその中から2種類だけご紹介します。

1つ目は『センターポールの高さを調整する機能』です。
フレーム中央のポール底部にあるダイヤルを回し、センターポールの突き上げが高くできます。これにより天幕の張り具合を調整できます。

2つ目は『支柱の固定位置変更による調整』です。
支柱は設営時に引き上げることで自動的に固定されます(ピンが穴に入る等)。
その固定位置を変更できる種類のフレームは、より高い位置で固定することでテント天幕を強く引っ張ることができ、ハリが良くなります。

ロック穴調整

【雨が溜まってしまった際の対策方法】

下から押し上げ、こまめに水を流す

雨が溜まる状況でテントをすぐにたたむことは難しいと思います。

雨の日は天幕のことを気にかけ、雨水が溜まりすぎないように『こまめ』に流すことが必要です。

手の届かない位置の水を流す際は、先の尖っていない棒などで内側からテント天幕をゆっくり押し上げましょう。
水を流す際は周りの人に雨水が掛かってしまわぬよう、周囲にも注意が必要です。

雨対策をより強固にしたいなら……

雨

イベントテントのオプション品を活用し、より雨がテント内部に入ってこない対策も可能です。

『テントの横幕』を付けて、横からの雨の侵入を防ぐ

テントに横幕を取り付けた写真

一般的なイベントテントには『横幕』がオプション設定されています。

テント天幕やフレームに取り付けて、横1面をカバーすることができるものです。

横幕を取り付ければ、雨でテント内側の商品などが濡れることを防ぐことが可能です。

隣のテントとの間から降る隙間雨には『雨どい』

雨どい

会場ではイベントテントを横並びに隙間なくズラッと設置するパターンがよく見られます。

そのようなレイアウトの場合、テント間の隙間から雨が降り込んできます。

こうした隙間からの雨を防ぐ際は「雨どい」を取り付けましょう。

専用品もありますが、生地で隙間を防ぐ長さがあれば代用ができます。

ただし『雨どい』は隣の出店者の承認を得た上で取り付けましょう。
どちらにもメリットはあるので、断られることはあまり無いと思います。

『固定用重り(ウェイト)』で風対策もしよう

ウェイトセット

会場がグラウンドのような土の場合は、テントの固定にペグを使っていませんか?

雨天の時はぬかるんでペグが抜けやすく、効果が弱まることもあります。

そのせいで突発的な強風でテントが飛んでしまったりしたら怖いですよね。

そういう場合はペグよりも『重り』が効果的です。

各テントの脚に取り付けて、風に対して強く、飛びにくい設営を心がけましょう。

雨天で使用したあとのメンテナンス

雨天時の使用後にも注意すべき点があります。

雨に降られたあとのテントはフレームも天幕も、濡れてしまっています。

そのまま現地でイベントテントを畳み、そのまま持ち帰って保管してしまうと…

  1. フレームを濡れたまま保管→金属部分が錆びてしまう可能性
  2. テント天幕を濡れたまま保管→生地にカビが発生してしまう可能性

ということが考えられます。

これらを防ぐには『晴れた日に天日干し』したり、テントを広げるスペースが無ければ『雑巾などで水分を拭き取る』ことが重要です。

イベントテントを雨天時につかうときのまとめ

梅雨

今回の記事では、特にイベントテントを雨天使用したことの無い人と、雨天の使用に不安のある人に向けての注意点と対策をお伝えしました。

ここでササッと振り返ってみますと

  1. テント天幕に雨が溜まることに注意
  2. テントの機能で雨をよく流れるようにしよう
  3. 雨天使用後にはテントをちゃんと乾かしたり拭いたりしよう

雨の日の使用にはくれぐれもご注意ください。

最後までお読みいただきありがとうございました

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